大阪国際空港から京都・大阪を巡るモデルコース
この記事は大阪・京都旅行を計画している方におすすめの旅行記事です。
大阪国際空港(伊丹空港)から大阪モノレールで一直線の大阪守口プラザホテル大日駅前
大阪観光モデルコース
大阪の観光といえば「大阪城」「通天閣」「道頓堀」などがありますね。
また、大阪グルメも人気の1つです。
エンジョイエコカード
大阪市営地下鉄・ニュートラム・バス全線が1日乗り放題になる1日乗車券です。
これを活用しは大阪の旅を楽しみます。
<利用範囲>
地下鉄・ニュートラム・バス全線
<発売金額>
・大人:800円(土日祝 600円)
・小児:300円
東梅田駅
当館は大阪市内へアクセス便利!地下鉄でホテルから梅田まで20分
初めてだと道もわからず不安です。
朝早いので、通勤のビジネスマンがグランフロントのオフィスへ足早に向かっていました。
これから皆様お仕事なんですね、私はこれから大阪観光ですのでなんか優越感に浸れます。
グランフロント大阪
大阪駅の新名所、最先端のファッションやフードが楽しめる複合施設です。
オフィスビルでもあるので、忙しいビジネスマンもよく利用しているお店で朝食を取ることに。
JRの中央口から降りて、直結でいけるので便利です。大阪駅も昔と変わってオシャレになりました。
ザ シティ ベーカリー
ニューヨーク発祥のオシャレなcafé
ベーカリーメニューが人気で、パンやデニッシュなどのお持ち帰りもできます。
大阪府大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪 うめきた広場 B1F
電 話:06-6359-2010
営業時間:7:30-22:00
座席数:49席
場所が少しわかりにくいので、図を見て下さい。
案内図の左下に赤丸の場所が「ザ シティ ベーカリー」
早朝より開店しているのはこちらの店舗になります。
もう一店舗あるのですが10:00からのOPENです。
美味しそうなパンがズラリ、どれもこれも食べたくなります。
まずは、席を確保してカウンターで注文です。
コチラがメニュー
今回注文したのは、「フレンチトースト ベーコン添え」コーヒー付
なんかいつもの朝食と違う雰囲気で満喫することができました。
なかでもクロワッサンは人気だそうで、また次回のお楽しみにとっておきます。
プチ贅沢なこの時間、あぁ幸せ◎
梅田スカイビル
地上173メートル、視界は360°強い風を感じながら迫力ある景色を眺めます。
一面ガラス張りのビルディングは、雲が鏡に映ってまるで空の中にいるような幻想を見させてくれます。
地下道を通って
スカイビルのある新梅田シティへは地下道を利用して少し歩きます。
空中庭園展望台
下から伸びる2本のエスカレーターがかっこいい。
高い場所が苦手な私はドキドキしながらエスカレーターを登っていました。
大阪の景色が一望◎
夜景もなんか素敵そうですね。
大阪城
次の目的地は大阪城、大阪と言えばコレといった名所はいろいろとありますが。
そのどこをどう回るのかも悩ましいですが、必ず行っておきたいのは大阪のシンボルと言われるあそこしかないでしょう!
JR大阪駅から環状線を利用し「大阪城公園」で下車してください。
歩いて天守閣まで向かいます。
近くまで来るとまず見えてくるのが、満面の水をたたえた見事なお堀。
そう、最初の目的地とは、言わずと知れた大阪城!!
さすがに天下の名城と言われただけあって、とても重厚で堅牢そうなお掘です。
これだけの守りがあれば、まさに鉄壁。どうにも攻めようがないようにも見えます。
昔の人々はよくもこんな物をつくったなんて、すごいぞ。
そんなことに感心しながら、お城の中へ。
こちらの写真の巨石は「大手門枡形」と言うのだそうです。
枡形」とは主要な出入口に設置され、敵の侵入を食い止める役目を果たしていたものです。大手門を守るための枡形なので、大手門枡形というわけです。
そう言えば、現存する大阪城の遺構は豊臣秀吉が築いたものではなく、江戸時代の徳川幕府によるものとか。
徳川氏は大阪冬の陣と夏の陣で豊臣氏を攻め滅ぼした後、その名残を払拭しようとして、焼失したお城を再建したのですね。
そういうところにも、歴史の重みと時の流れを感じさせられます。
天守閣
ともあれ、門をくぐると、遂に到着しました! こちらが天守閣ですね!
大阪市内に威風堂々とそびえ立っているこの天守閣は、「昭和復興天守閣」と呼ばれる三代目だそうですが、1997年に平成の大改修を終え、壁もあちこち塗りなおされて綺麗になりました。
また、小天守閣の西側に観光客向けのエレベータも設置され、高齢者のかたや団体のかたなどは、それを使っていちばん上まで簡単にのぼることができます。
天守閣の内部は博物館になっていて、8階の展望台からは大阪の街が一望できます。
いまでこそ、OBPのツインビルやらあべのハルカスやら、背の高い建物はたくさんありますが、大阪城の天守閣にのぼって眼下に拡がる街を俯瞰すれば、まさに天下人になったかのようなきもちを味わえます。
と、それにしても、朝から歩いてばかりで、そろそろお腹が減ってきました。
大阪城内と、お城がど真ん中に位置している大阪城公園の中には屋台がたくさんあります。
大阪名物のたこ焼きに、唐揚げ、焼き鳥など、おつまみの類が充実しているので、思わず昼間からビールでもいただきたくなってしまいますが、それは夜のお楽しみに残しておいて……悩みに悩んでお好み焼きを。
「けっきょく、粉モンかい?」というツッコミはなしで。
ここは大阪なのですから、どのみち粉モンを避けては通れませんので(笑)。
周辺には「大阪歴史博物館」があります。今回は立ち寄りませんが、歴史に興味のあるかたでしたら、ご欄になると良いかと思います。
NHK大阪放送局
また、隣にはNHKの大阪放送局があったりします。
大阪府警本部
さらに、すぐ横には大阪府警本部もありますが、私には何の関係もございません。
大阪城で歩いたのでお腹がすいてきましたね。
昼ごはんは鶴橋で「焼肉」にします。
大阪環状線で3駅ほど
鶴橋で焼肉
日本有数のコリアンタウン鶴橋はまさに焼肉の聖地です。
どのお店にしようか、たくさんあって迷ってしまいます。
焼肉ホルモン 空
今回はこのお店、1つ1つの量は少ないがその分沢山の種類が楽しめます。
他の店の半分の量で値段も半分というので、プップギ(肺)やハチノス(第二の胃)、ウルテ(喉の軟膏)など変わった部位にトライしましょう。
道頓堀にもお店がありますので要チェックです。
KANARIYA 本店
コッテコテのホルモンを食べた後に「パフェ」なんて無謀でしょうか?
店先にはかなりの行列が!!
鶴橋から地下鉄で日本橋へ
日本橋駅で地下鉄を下りると、そこは大阪は大阪でも、ディープでコアなオオサカ、通称ミナミに到着です。
主にビジネス街でおしゃれなキタと違って、こちらは下町で親しみやすいエリアになっています。
観光的に言えば、食い倒れとお笑いの街ですね。
いまにも、そのあたりからウルフルズの「大阪ストラット」が聞こえてきそう♪
なんだか、意味もなくわくわくしてきました。
黒門市場
大阪の台所とも呼ばれる「黒門市場」。
京都には「錦市場」があって、観光客で賑わっていますが、こちらも負けてはいません。
アーケードの両側にいろいろなお店がずらりと並んでいます。
しかし、京都の錦だと干物屋さんやお漬物屋さんなんかが目を引くのですが、大阪の黒門は海鮮系がいちばん。
他にも、お惣菜、揚げ物、粉物のお店がいっぱい。
しかも、どれも安い!
たいていは店先で調理されたものを買って食べられる!
さっき小腹を満たしたばかりですが、こんな食いしんぼうパラダイスで何も口にしなういというわけには参りません。
流行りのお店で優雅にランチというのも悪くはありませんが、たまにはこういうお昼の過ごしかたも良いものです。
あれもこれもとたくさんいただいて、お腹いっぱいになりました。
黒門を抜けて、次は難波に。
千日前まで来ると、街並みからして、ますますオオサカらしさが全開に。
次回があれば、食べて食べて食べまくって、食い倒れを実感してみたいです。
なんばグランド花月
千日前をスルーして直行したのがお笑いの聖地「なんばグランド花月」。
吉本新喜劇の本拠地ですね。
そろそろ「どこが女子旅やねん!」と言われてしまいそうですが、大阪観光、もとい、大阪を知る、大阪を肌で感じる、リアル・オオサカ・ライブという意味では、ここも必須の観光スポットと言えましょう。
新喜劇は週替りで毎日公演しており、平日なら当日券もありますので、いつでもふらりと観劇できます。
いやーー、ほんとうに楽しかった……。
TVでは何度か見たことがあったけど、生はおもしろさが段違いですね。
何と言っても、芸人さんのイキオイが違う、熱が違う!
いい加減飽きられていそうな、わかりきったお約束のネタなのに、それがまた良いと言うか。
観ている間ずっと笑いっぱなしで、いまさらながらにハマってしまいそうです。
道頓堀
新喜劇で笑いに笑った後は、道頓堀に。
こちらも千日前同様に、大阪ならではの濃さにあふれています。
有名な「かに道楽」の動くカニの看板を見て、阪神ファンやサッカーファンがよくダイブすることで有名な道頓堀橋から、これまた超有名なグリコの看板を写真に収めました。
お上りさんもいいところですが、ここまで来たら楽しんだ者勝ちですよね。
ドン・キホーテの観覧車
他にも道頓堀にはおもしろいものがいっぱい。
ドン・キホーテの観覧車なんかも、ちょっと乗ってみたくなります。
「金龍ラーメン」「たこ焼きのわかな」など、関西では誰もが知っている食い倒れの定番のお店が並んでいます。
PABLO 道頓堀店
チーズにこだわり抜いて、焼きたてにこだわったチーズタルトにチーズミルフィーユ、チーズプリンなどが何種類もあって、どれもおいしそうでたまりません!!
季節限定のものなどもあって、目移りしてしまいます。
行列の長さが、その人気のほどを物語っていますよね。
1日がんばって歩いたご褒美に、ホテルで楽しむために買ってしまいました!
しかも、せっかくだからとホールで!
そんなに大きくないから、たぶん食べきれるハズ。
ここのお店は、普段は早い時間で売り切れることが多いということですので、お早めに。
ホテルへ移動します。
ホテルへの移動中、疲れたので寝ちゃいました。
でも、終点なので安心です。
お疲れ様でした、これで大阪の観光が終了しました。
体調を整えお早めにお休みください。
もしも、梅田で終電まで遊んで電車で寝てしまった!!
とうことがあっても目的の駅は終電なので乗り越すことがありませんので安心できます。
ホテルまでは地下鉄谷町線「東梅田駅」~「大日駅」まで20分
京都観光モデルコース
トリップアドバイザーの『外国人に人気の観光スポットランキング』毎年上位にで京都の『伏見稲荷大社』がランクインされております!!
京都観光といえば「清水寺」「金閣寺」「伏見稲荷」などがありますね。
京都にはほんとうに数多くの観光スポットが点在しています。
京都の東側には、京都観光のいちばんの目玉、ここを見ずして京都に来たと言うなかれとも言える名所があるのです。
当館から大阪モノレールで門真市駅へ行き、京阪本線で約1時間で到着!
ここまで来ればもうおわかりですね?
駅の中にも、それっぽい朱塗りの柱のようなものが……。
そう、たくさんの鳥居で有名な伏見稲荷大社こそが、このたびの京都観光の焦点というわけです。
これぞ、伏見稲荷
駅を出ると、目の前にはもう伏見稲荷大社の鳥居が見えます。
うん、これを見るだけで、最初からテンションがあがりますね!
参道にはこんな幟も。
真っ赤な鳥居が絵になるからか、来日する外国人から変わらぬ熱い注目を集めている伏見稲荷大社ですが、2015年も外国人観光客が選ぶ日本観光地のナンバーワンの栄誉に輝いています。
日本人としても、まだ見たことがないというかたには一見の価値あり、と言いますか、むしろ必見でしょう。
4、5年前に伏見稲荷大社にいったのですが、その時は今みたいに混雑はしてなかったと思います。
伏見稲荷大社は全国に3万社あると言われている稲荷神社の総本社で、初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝客を集めるとのこと。
なので、新年の参賀の際には人集りはハンパないのですが、さすがに最近は普段からけっこうな人混みです。
朱塗りの鳥居がずらりと並んでいる様は壮観ですね。
何となく八百万の神様の存在を感じられたりして、日本人なら心に訴えかけてくるものがあります。
伏見稲荷大社の主祭神は宇迦之御魂大神(うたのみたまのおおかみ)で、農業の神様なので、五穀豊穣、商売繁盛、交通安全の御利益があると言われています。
というわけで、旅の無事を祈願しておきました♪
お賽銭も奮発して500円!
せっかくなので、商売繁盛のほうが良かったかもしれませんが、そこは無欲に行っておきます。
けっきょく1時間半ほど、じっくりとはいかないにしろ、まずまずゆっくりと見て回って伏見稲荷大社の散策を楽しみました。
やはり、ここは京都観光では鉄板ですね。
拝観料が不要で、閉門時間がないのも嬉しいところ。
個人的にも間違いなくおすすめのスポットです。
清水寺
2番目に選んだところも、もうひとつの京都観光の目玉です。
ここも、京都に来たからにはぜったいに見ておかなければならないと言えます。
まずは来た道とは反対の鳥居を抜けて、京阪伏見稲荷駅まで移動します。
鳥居をくぐったら、
参道に並ぶおみやげ屋さんを冷やかしながら進んで、
踏切を越えると、こぢんまりとした駅が。
伏見稲荷から清水五条へ
210円で切符を買って、清水五条駅まで。
しばらく電車に揺られると、あっという間に到着。
下りてからは歩きになります。
ひたすらに坂を上って
清水五条駅からの歩きは、ずっと上り坂が続きます。
その間、約20分。
これがけっこうキツイので、ちょっと泣きがはいりそうになります(T_T)。
2日続けてのハードな観光で体がしんどいかたは、いっそのこと京阪電車を使わず、伏見稲荷大社からタクシーで直接移動されたほうが良いかもしれません。
■ヤサカタクシー 075-842-1212
■都タクシー 075-661-6611
そして、東山五条の交差点を五条坂方面へ。
このあたりまで来ると同じ観光目的の人たちがぞろぞろ歩いていますので、それについて行けば迷う心配はありません。
道が途中で枝分かれしていますが、ここは左の茶わん坂を行きます。いい加減息があがりそうになりながらも、どんどん歩き続けていると、ようやくゴールが見えて来ました!
清水寺に来たーーーーッ!!
こちらが京都の顔とも言える有名な清水寺です。
観光パンフレットなどにも必ず写真が掲載されているので、誰もがおなじみですよね。
しかし、「百聞は一見にしかず」と申しますように、実際に来て目の当たりにしてみるとほんとうに感動します。
何と言っても、静謐な佇まいと言うか、そこかしこから感じられる歴史の重みが違う!
あちこちで、ほとんどのかたがこぞって写真撮影をされていました。
さらに、標高200m超の音羽山の中腹に建てられているということもあり、京都の街を一望に見下ろせます。
「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という言葉でよく知られている本堂からの眺望は、まさに絶景です。
たくさんの門にお堂、三重塔、鐘楼など、見応えもじゅうぶん。
時間があれば、ここだけで一日中でも見て回れてしまいます。
とはいえ、まだまだこの後も予定がぎっしりですので、残念ながら、ここだけに時間を割くことはできません。
わずか1時間あまり、修学旅行の学生さんよろしく駆け足で見学して、清水寺を後にしました。
ところで、ここで雑学をひとつ。
清水寺の入り口、仁王門の前には2頭の狛犬がいます。
こうした狛犬は1頭が口を開け、もう1頭が口を閉じている「あうん」の様が常なのですが、こちらの狛犬は2頭とも口を開いています。
これは清水寺が高所にあるため、参拝客はどうしても「あ~、しんど……。なんで、こないに歩かなあかんのか……」と愚痴をこぼしてからのお参りになってしまうので、「そんなに愚痴をこぼしてのお参りは御利益がなくなりますよ。もっと笑ってお参りをしないさいな」と言っているからだそうです。
なので、通称「笑い獅子」と呼ばれております。
清水寺はまわりにも参道に沿ってたくさんのお店が並んでいます。
そんなお店を覗いて回るのも、観光の醍醐味です。
一年坂、二年坂、三年坂と坂道の参道がありますが、どれも風情があって楽しく散策できます。
ここはそのうちの三年坂に行くことにして、まずは松原通りを進んでいきます。
途中、一味、七味、山椒などの和の香辛料を売っている「七味屋本舗」を通り過ぎましたが、さすがに有名なお店だけあって、たくさんの観光客で賑わっていました。
あまりに人がいっぱいだったので、立ち寄るのは見送ってしまいましたが、ちょっと残念。
三年坂は「産寧坂」(さんねいざか)とも言い、「ここで転ぶと三年以内に死ぬ」(三年寿命が縮まるとの説もあり)と言い伝えられています。
七味屋本舗を曲がったところにある石畳の階段がそれです。
まだまだ死にたくないので、一歩一歩注意しながら下りたのはここだけの話(笑)。
三年坂を下ると、イノダコーヒーなんかもあります。
普通のイノダと違って、どこか古民家風で、まわりの景観に溶け込んでいますね。
ここまで歩き詰めなので、コーヒーの甘い香りに後ろ髪を引かれながらも、さらに進み続けます。
それにしても、あちこちにいろんな良さげなお店があって、誘惑がいっぱいなんですけど……(汗)。
おいしいランチでエネルギーも回復したところで、次の目的地に向かいます。
とりあえず、元来た道を引き返します。
道行く人たちに着物姿のかたがちらほらと。
こういうときに実感するのですが、やっぱり、京都の街並みには着物が似合いますね。
観光客向けに着物のレンタルがあるのですが、ちょっとしたコスプレみたいなもので、和の装いに変身して観光というのも新鮮で良いかもしれません。
さっきの三年坂から、今度は二年坂。
二年坂も「二寧坂」(にねいざか)とも言い、「ここで転ぶと二年以内に死ぬ」と言い伝えられています。
またしても、細心の注意を払って坂を下ります(笑)。
このあたりにはお土産物屋さんも多いので、旅の思い出になるような一品を探してみるのもよろしいかと。
高台寺
高台寺は豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、太閤の菩提を弔うために建立したお寺です。
その由来によるものか、どことなく静かで落ち着いた印象がありますね。
北政所の所有とされる蒔絵調度類がたくさん所蔵されているので、「蒔絵の寺」とも呼ばれています。
高台寺では境内の諸堂を見たり、庭園を見たり、いくつもある茶室を見たりして、1時間あまりを過ごしました。
ちなみに、高台寺は春と秋に行われるライトアップでも有名です。
特に、秋にはいくつもの寺院でライトアップが行われていますが、個人的には高台寺が最高だと思います。
光を浴びて臥龍池(がりょうち)の水面に映し出される紅葉が何よりもすばらしく、おすすめです。
ねねの道
高台寺を後に、ゆっくりと歩いて祇園に向かいます。
「ねねの道」を通って、京情緒あふれる街並みを楽しみながら、八坂神社まで。
祇園 花見小路通
四条通を少し進んで、脇にはいったところにあるのが花見小路通です。
このあたりが祇園の中でも最も祇園らしいところ。
祇園を観光するならその中心となる、ザ・ギオンとも言えるのが、この地域です。
祇園と言えば、舞妓さん。
舞妓さんと言えば、祇園。
というわけで、舞妓さんの姿を探してみますが、残念ながら、そう簡単には遭遇はおろか目撃すらできません。
京都通の人に聞いたところでは、舞妓さんは夕方から夜にかけて、お呼びのかかったそれぞれのお座敷に向かわれるとのことで、もし見かけるとすれば、その時間帯が狙い目だそうです。
また、もし舞妓さんの唄と踊りを鑑賞したいのであれば、毎年春に行われる舞台公演があります。
祇園甲部歌舞練場の「都をどり」、宮川町歌舞練場の「京をどり」、上七軒歌舞練場の「北野をどり」、先斗町歌舞練場の「鴨川をどり」の4公演で、どれもお茶券付きで5,000円前後で楽しめます。
さらに、秋には唯一、祇園東歌舞練場の「祇園をどり」の公演が行われます。
けっきょく、この日は舞妓さんには巡りあえず。
時間帯も早かったわけですけど、それにしても運がなかったですね。
ずいぶんと遅くなってしまいましたが、ここらで休憩がてらお茶にします。
石畳の小道に格子戸のお茶屋さんが立ち並ぶ白川で、町家風のお店で和スイーツをいただきます。
「ぎをん小森」は抹茶アイスをど~んと載せた「わらびもちパフェ」「白玉パフェ」などのパフェ類の他にも、ぜんざい、あんみつなど、おいしそうな和の甘味がずらり。
厳選された材料で、丁寧に作られたお味はまさに絶品です。
で、迷いに迷って「わらびもちパフェ」をチョイス。
抹茶アイスとわらびもちの程良い甘さと食感が舌で溶け合って、心からすっかり幸せになります。
戎橋
お茶の後は祇園の散策の続きです。
この戎橋は「祇園で最も絵になる場所」として有名で、観光客の記念撮影の定番スポットになっています。
ドラマのロケにもたびたび使われているそうで、負けじと写真を撮りまくってしまいました。
鴨川
次は鴨川です。
ここまで来たら、もう祇園からは出てしまっていますね。
夏には川に面したお店に川床が出され、そちらで夕涼みも楽しめます。
何をするでもなく、ふらりと川沿いを歩いていくだけでも、京都らしさを満喫できます。
先斗町
先斗町(ぽんとちょう)は、祇園よりは小さいながらも、同じく花街のひとつです。
三条通の一筋南から四条通まで通じている、鴨川沿いの500mあまりの細長い通りの地域を言います。
せまい路地に無数の居酒屋さん、小料理屋さんがひしめいていて、こちらはこちらで上品な祇園にはない、独特の賑やかなふんいきがあります。
こうして、ほとんど強行軍のような京都観光は終了です。
地下鉄を活用し人気観光スポットへ効率よくアクセスできますので、年々地下鉄を利用する人が増加しています。
新幹線に乗って、ようやく家路に。ほんのわずかな間だったですけど、実に盛りだくさんで、記憶に残る旅になったと思います。みなさんのご参考になりましたでしょうか?
帰りも同様京阪本線、祇園四条駅から門真市駅へ行きモノレールでホテルへ到着です。
ほんのわずかな間だったですけど、実に盛りだくさんで、記憶に残る旅になったと思います。みなさんのご参考になりましたでしょうか?
しかし、この旅で回れたのはごくごく一部に過ぎません。